自己肯定感という言葉をよく目にするようになりました。
そもそも、自己肯定感てなんなのでしょう?
自己肯定感とは
ありのままの自分を肯定する
自分を好意的に受け止めることができる
そんな感覚のことです。
人生の幸福度と自己肯定感は正比例するとも言われていて、
自己肯定感の高い人ほど、幸福な人生を歩んでおり、
自己肯定感の低い人ほど、人生の幸福度も低い。
そう考えると、自己肯定感てむっちゃ大事ですよね!
人生の幸福の鍵を握るものなんていうふうにも思えてきます。
じゃあ、どうやったら自己肯定感て上がるの?ってことになるんですが、
この自己肯定という言葉が紛らわしくて、
この言葉のイメージからすると、
何か自分を無理矢理にでも肯定しないといけない、
自分の良いところや、自分の長所を見つけてきて褒める
そうして自分を、肯定すれば自己肯定感は高くなる
でしょうか?
実はそうしても、自己肯定感て変わらないのです。
じゃあ、どうすればいいの?
それは、自己受容をすることなんです。
自己受容というのは、自分の存在そのものを受け入れること。
自分の存在を良いも悪いもなく、そのまま受け入れること
といっても、わかりにくいと思いますので、
言い換えると自分の感情を受け入れるということです。
自分の存在そのものというのは
自分の行為や行動 や(例えば、自分は今努力しているとか、毎日筋トレしてるとか)
その結果(テストでいい点をとった、ダイエットに成功した、
会社で業績を上げたとか)
とは違います。
これらを自分の存在価値として認めてしまうと、
努力していない時の自分はダメなんじゃないかとか
テストで0点とった自分は価値がないんじゃないか
ってことになってしまいますよね。
自分の存在そのものは
嬉しい時もあれば、悲しい時もある
絶好調の時もあれば、調子が悪い時もある
元気な時もあれば、とても落ち込んでる時もある
そうしたこと全て含めて、自分の存在は素晴らしいんだって
自分の今感じていること
自分の感情を受け入れることが
自分の存在そのままを受け入れることなんです。
自分の気持ちを
そのままそっくり受け入れてあげるんです
そうすることで、だんだんと自分が感じていることに
自信を持てるようになって
自己肯定感が上がっていくんです。
自分が何か心配している時は ”心配だよね~”
緊張しているときは ”緊張しちゃうよね~”
怖い時には、”怖いよね~”
自分の存在そのものを受け入れるというのは難しく感じますが
自分の感情を受け入れるなら、ハードルが下がりませんか?
自己肯定感を高めるためには、
自分の感情を受け入れることから始めてみましょう。
心配や緊張、怖さといった感情に「そうだよね」と寄り添うことで、
自分を少しずつ受け入れられるようになります。
自己肯定感は一朝一夕で変わるものではありませんが、
日々の小さな積み重ねが大切です。
まずは、自分の気持ちを丁寧に感じ取ることから始めてみませんか?